前立腺の炎症では、下腹に気持ち悪さやトイレの後に尿が残ることを感じたり、トイレの回数が多くなることがあります。
また、違う症状では、股間の違和感や痛みから尿の出方が悪くなることが見られます。
多くの方は膀胱炎?とか、年のせい?などと思ってしまいます。
元々、前立腺は膀胱の下で股間奥にある男性特有の臓器で精液の分泌などの役割をしています。
炎症が急性であれば高熱を出すことがあり、入院が必要となることがあります。
慢性の炎症であればうっとうしい不快感から、うつ状態になってしまう患者さんもおられます。
知っておきたい前立腺癌
前立腺とは男性特有の臓器です。
この前立腺にできる癌を前立腺癌と言い、この癌の発生が50歳以上の男性に多く見られる傾向にあります。
初期の段階では症状はありませんが、病気の進行に伴い尿の出方が悪くなることや、血尿や腰の痛みが出ることで発見されることがあります。
症状があるときには、骨や他の臓器に転移している場合があります。
早期発見では、手術や放射線治療、薬よる治療で癌を積極的に治療できます。
太閤夜尿と前立腺
豊臣秀吉は晩年に夜間に尿が間に合わずお漏らしをしておりました。
これを太閤夜尿と家来は言っておりました。
この太閤夜尿は、実は前立腺肥大症の進行した症状であります。
前立腺肥大症の初期では、夜間に尿の回数が1回以上に増えてゆきますが、進行してゆくと回数も増え尿漏れが生じ、更に症状が悪化すると腎臓が悪くなることもあります。
太閤秀吉も悩んだ前立腺肥大症ですが、現在では薬で症状を改善することが可能です。
猛暑の後と尿管結石の間には・・
猛暑では汗をかくと体の水分が少なくなるのでおしっこは濃い色をしています。
濃い色の尿は尿管結石の材料になる結晶がたくさん含まれています。
これら結晶が溶けるように十分な水分をとり、体の水分を多くして尿が濃くならないように心がけましょう。
このことに注意を払っていないと、猛暑の後には尿管結石や腎臓結石ができることがあります。
特に尿管結石は結石が移動するときに血尿や激しい腰の痛みを起こすことがあります。